『献上•博多織』に隠された柄の意味と由来とは

 

平ぐけ帯

半纏(はんてん)•法被(はっぴ)の帯として一本は持っておきたい帯が『献上•博多織の平ぐけ帯』です。

正絹で織られた帯は、帯を結んだ時に『キュッ』と音を立てて良く締まり、適度な硬さと腰があるため帯の結び目がとても綺麗に仕上ります。

また正絹ならではの落ち着いた光沢感があり、帯の見た目もとても高級感があります。

化粧半纏や役半纏を着るときは、正絹の『献上•博多織の平ぐけ帯』をまずはオススメ致します。

 

献上柄『独鈷華皿(どっこはなざら)』と『両子持縞(りょうこもちじま)•中子持縞(なかこもちじま)』の意味と由来について

独鈷華皿 平ぐけ帯

『独鈷華皿(どっこはなざら)』の意味と由来

『独鈷華皿(どっこはなざら)』は、仏具として使用する『独鈷(どっこ)』『華皿(はなざら)』をモチーフにそれぞれ図案化した帯の柄です。

 

『独鈷(どっこ)』とは密教法具の一つで、煩悩を破砕し、菩薩心を表わす金属製の仏具です。

『華皿(はなざら)』とは元来は仏具の一種で、仏の供養をするときに花を散布するのに用いられる器です。

 

『独鈷華皿(どっこはなざら)』は魔除け厄除けの願いが込められた帯の柄です。

 

『両子持縞(りょうこもちじま)』と『中子持縞(なかこもちじま)』の意味と由来

『独鈷(どっこ)』と『華皿(はなざら)』を挟むように配置してある2種類の縞柄が『両子持縞(りょうこもちじま)』『中子持縞(なかこもちじま)』です。

これらの縞柄の線の太さには意味があり、『太い線が親』を、『細い線が子供』を表しています。

 

帯の中央に配置してある『両子持縞(りょうこもちじま)』は別名『孝行縞(こうこうじま)』と呼ばれ、子供が親を包み込み守っている様子を表している帯の柄です。

帯の両端に配置してある『中子持縞(なかこもちじま)』は別名『親子縞(おやこじま)』と呼ばれ、親が子を包み込み守っている様子を表している帯の柄です。

 

『両子持縞(りょうこもちじま)』と『中子持縞(なかこもちじま)』はいつの時代も変わらぬ親子の愛情を表し、家内繁盛の願いが込められた帯の柄です。

 

 

献上柄には上下があるので注意

半纏(はんてん)•法被(はっぴ)を着て帯を結ぶ時には、帯の上下に注意しましょう。

献上柄の『華皿(はなざら)が上』になるように、帯を結び半纏(はんてん)•法被(はっぴ)を着て下さい。

 

平ぐけ帯を使った半纏•法被の帯の結び方

神田結び(四枚羽)→神田結び(四枚羽)の結び方はこちらから

 

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